上尾シティマラソン(詳細)2008年11月20日 12:47

10月のオクトーバーランでは225kmを走り、なかなか良い感じで練習出来ていたのだが、11月に入ってからは膝痛もあって気持ちが乗らず、走ったのはわずか2日。そんな状態だったので、どうにも緊張感が出ず、前の晩も夜遅くまで焼き鳥を食べつつ、チューハイを飲んだりしていた。果たして、こんなんでハーフを走りきることが出来るのか?

目が覚めると、外は雨模様。どうにも気分は憂鬱である。会場となっている上尾運動公園までは13km。スタート時刻は9:55なので、のんびりと7:20に家を出た。車を25分ほど走らせるともう会場に到着である。昨年は公園専用の駐車場に車を停めたが、道路脇の看板を見ると他にも小学校の校庭が駐車場として用意されているらしい。会場までの距離が若干近いこともあり、今年は小学校のほうに車を停めることにした。

雨がそこそこ降っているので、ゼッケンをもらったら一旦車に戻ってくることにして、とりあえず、傘をさして受付までいくことにした。受付までは約800m。そんなに大雨ではないのだが、ランニングシューズは靴底に通気用の穴が空いているので、気をつけてないと走り出す前にびしょびしょになってしまう。

自分のゼッケンナンバーは4001。どうやら最初の4というのは40歳代を意味するようだ。ということは、自分は40代では最初のエントリーだったわけだ。何となく良い気分。一旦車に戻り、パンフレットを見たり、ゼッケンを付けたりしているうちに空も大分明るくなってきた。どうやら雨もあがったようだ。だんだんと走る気分も高揚してきた。ここはいっちょやったるか!

再度会場に向かって歩いていくと、ちょうど10kmの部の先頭ランナーが戻ってくるところであった。陸上競技場のアナウンスが賑やかである。ほどなくして、ハーフの招集時間となった。自分の目標は1時間半切り。目標タイム1:20~1:30の列に並ぶ。前方を見ると、さらに早いタイムを目指すランナー。陸連登録者。そして、最前列を埋めるのは大会名物、箱根駅伝出場の大学生達である。

招集は陸上競技場の外側のトラックとなっている。最内周のトラックは10kmのランナーがまだ続々と戻ってきていた。10kmの部は8:45スタート。制限時間が1時間5分なので、9:50がタイムアウト。その5分後に同じトラックでハーフのレースがスタートするという、何ともタイトなスケジュールである。戻ってくる10kmのランナーを眺めつつ、腕時計をチェックする。・・・しまった・・・またもや、心拍計を装着するのを忘れてしまった。手賀沼に続き、今回も心拍数をチェックすることが出来なくなってしまった。

スタート5分前。10kmのランナー用にポールが取り払われ、選手が一段内側に入るとともに、やや前方に移動する。10:55、少し前方でピストルの音がした。スタートラインを通過したのは17秒後、ちなみに、昨年は15秒後での通過であった。タイムはグロスの他に、スタートラインを通過してのネットタイムも計測してくれる。ここは一つ、自己ベスト更新を狙ってみるか!

スタートから17秒もあると、スタートラインを通過しても周りはランナーだらけである。いつものように、最初は思うように走れない。しかし、10kmならともかく、ハーフだと最初の1kmぐらいはこの程度のスピードがちょうど良いのかもしれない。1km地点を4分26秒で通過。

雨上がりのロードからは、もやが立ちこめ、ひんやりとした冷気が体を抜けていく。風速ゼロ。およそ、これだけ走りやすい天気というのも、そうあるもんじゃない。やがて、上尾駅前の一番賑やかな場所にさしかかる。沿道からのたくさんの声援を受けつつ、2km地点はキロ4分16秒のペースまで回復した。

この後、コースは左折し、JR高崎線の下をくぐるために、急な下り坂・上り坂となる。坂が苦手な自分ではあるが、レース序盤で坂の距離が短いこともあり、一気に駆け下り、駆け上る。

5km地点、21分27秒で通過。普通のレースと違い、箱根駅伝の参加大学が調整レースの位置づけとして参加するこの大会。5kmごとのチェックポイントには、各大学の監督やマネージャらがストップウォッチを片手にタイムチェックに余念がない。といっても、彼らのペースはキロ3分、スタートしてわずか15分で通過しているわけで、今より6分以上も前の話になる。

ほどなくして、脇腹が痛くなってきた。前回の手賀沼でもこの距離で出てきた痛みだ。呼吸を早くして肺に酸素をたくさん送り込むように心がけ、何とかスピードを落とさずに走っていく。なにしろ、ちょっとでも気を抜くと途端においてけぼりをくってしまうのだ。特に、先ほどから自分と抜きつ抜かれつを繰り返している黒のランパン姿の小柄な女性。なかなかしっかりとした足取りで走っている。ゼッケンを見ると、どうやら陸連登録者のようだ。沿道から、「女性で4番目だよぉ」との声。負けてなるものかと、必死でくらいついていく。

8km地点で折り返しのトップランナーがやってきた。2位を大きく引き離し、ぶっちぎりの独走となっているではないか。ここから折り返し地点までは約2km。ということは、彼は既に4km先を走っていることになる。ゼッケンNo338、おそらく来年の箱根駅伝では注目の一人になるであろうその人は、中央大学の徳地悠一選手であった。

以後、続々と駅伝ランナーが続く。市民ランナーとは一線を画すその集団の走りはまさに圧巻であった。何しろ、ハーフで1時間10分を切るランナーが400人以上走っているのだ。たとえ400位であっても、他の大会なら十分に優勝を狙えるレベルなのである。

風速ゼロなのに、駅伝ランナーの集団が通り過ぎるたびに、体を大きな風が抜けていく。レベルは違うが、自分も持てる力を精一杯出し切らねば!

折り返し地点を過ぎると、ほどなく10kmの看板が目に入ってきた。10km地点、42分51秒で通過。この調子でいけば、自己ベスト更新なるか?と思った矢先である。右側の背中、腰の上あたりが急に痛み出したのである。ん???、レース中にこんな場所が痛むのは初めてだ。しかも、これが結構苦しくて、とてもこれまでのスピードを維持することが出来ない。みるみる落ちていくペース。ついに15km地点ではキロ5分をオーバーしてしまったのだ。こうなると、ボロボロと抜かれまくり状態である。黒のランパン女性もあっという間に前方に消えていった。

それにしても、この背中の痛みは何が原因なのか・・・あれこれと考えを巡らせ、やがて一つの原因が浮かび上がった。それは「赤ちゃんだっこ」。3月に生まれたベビーも最近は結構な重さになり、仕事を終えて帰宅するとだっこ、夜泣きでだっこ、朝起きてだっこ、土日もだっこ・・・これが腰に負担となっていたわけだ。次のレースに向けては、腰の筋肉強化が課題かもしれない。

とはいえ、さすがにキロ5分ペースでのランを続けていたせいか、体が大分楽になってきた。と、クリーム色の小柄な女性が追い越していった。どうやら彼女も陸連登録者のようであるが、ランナー体型というわけでもなく、フォームがきれいというわけでもない。ただ、スピードはキロ4分30秒前後であろうか。「こんな子には負けたくない!」と、またも勝手に闘争心を燃え上がらせ、必死でついていく。

ゴールまであと1km。かなり苦しいが、ここでスピードを一段アップ。ついにクリーム女性を突き放した。すると今度は、前方に小柄なおじいちゃん。なんて元気が良いんだろう。しかし、「このおじいちゃんには負けたくない!」とまたまた勝手な闘争心。ついに、競り合い(自分が勝手に競り合ってると思ってるだけだが)は競技場のトラックにまでもつれこんだ。

おじちゃん以外にも周りにはたくさんのランナーがおり、全員がラストスパート状態である。いやが上にも上がるペース。GPSでの計測ではとうにキロ4分を切っている。ついにおじいちゃんを抜き去り、さらにキロ3分50秒、40秒、30秒・・・とどんどんと加速していく。最後に数人を抜いてゴール。ゴール時のペースはキロ3分2秒であった。

グロスタイム:1時間35分27秒 ネットタイム:1時間35分10秒

走り終えてキウイをたらふく食べていると、大学の先輩でもあるマイミクのヤスさんと遭遇。お互い、目標は90分切りなのだが、出来そうで出来ないタイムである。果たして、どちらが先に目標を90分切りを達成できるのか・・・

帰りに選手サービスの上尾あったか汁をいただき、会場を後にした。

さて、次回は11/30、いよいよ秋のメインレースとなる「つくばマラソン」である。自分がレースを始めて出場60回目の大会。フルは4回目の挑戦となる。目標は3時間30分切り。しかし、これまでまだ4時間すら切ったことがないのだ。最近のハーフでのタイムを単純に2倍すれば3時間10分となるが、フルはそう単純に計算通りにはいかない。長野での30km以降の失速が出てしまうと、制限時間内完走も危険な状態になってしまう。とりあえず、体調だけは整えておかねば!

上尾シティマラソン2008年11月16日 23:37

いやぁ、改めて箱根駅伝の選手のスピードのすごさを認識しました。
かくいう自分は10㎞地点の通過タイムが42分51秒と前回の手賀沼を大きく上回ったので、これは!と思ったのですが、途中、予期しない背中の痛みに襲われ、結果はごくごく平凡な記録に終わりました。でも、走り終わってみれば楽しき21㎞だったのです。

手賀沼エコマラソン(詳細)2008年10月29日 19:54

10月は雑誌ランナーズの企画「オクトーバーラン2008」に申し込み、月間目標距離200kmを達成するべく、いつになく走り込んだ。これまで月200km以上走ったのは、恥ずかしながら、過去に1回しかないのである。そんな走り込みまっただ中でのハーフレース。果たして、走った距離は裏切らないのか・・・

朝5時に自然と目が覚める。おやっ?左足全体に違和感。起きて歩いてみる。なんだこりゃっ!まともに歩けないじゃないか。左足足底に感じる痛みとともに、足全体にも妙な痛みが走る。びっこを引いてしか前に進めない状態である。今日は5月の鹿沼さつきマラソン以来のハーフだというのに、歩くこともままならないなんて!仕方なく、マッサージを入念に行う。足がほぐれてきたのか、何とか歩くことは出来るようになった。とりあえず会場までは行ってみることにしよう。

自宅を出たのは6:10。途中で朝食を調達するために入ったセブンイレブンでは、今日からおにぎり100円均一セールらしい。わずか数十円の違いだが、何となくうれしい。千葉方面へ向かう国道16号を飛ばしつつ、車中で朝食を済ませる。駐車場には7:10に到着。かなり広いのだが、7割は既に埋まっていた。

会場までは約700m、必要なものをリュックに入れて、のんびりと歩いていく。足はだいぶほぐれてきたが、あいかわらず左膝が痛い。会場までのウォーキングでこの痛みも少しはほぐれると良いのだが・・・

受付でゼッケンを受け取り、メイン会場に目をやると、真っ赤な犬?のぬいぐるみが登場である。名前はチーバ君というらしい。恐るべし千葉県!これから始まる小学生ダンスチームの踊りと一緒に、このチーバ君、司会のお姉さんに「チーバ君も踊ってくれるかな?」と予想外のお誘い。仕方なく、右足を軽く上げてOKのポーズ。ところが、いざダンスが始まってみると、このチーバ君、微動だにしないではないか。ディズニーランドのエレクトリカルパレードの動きを!とまでは言わないが、ぬいぐるみの人選、もうちょっと考えた方が良かったんじゃないだろうか。

そうこうしているうちに、天気が怪しくなってきた。最初、芝生にシートを広げてじっくりとストレッチをする予定だったが、急遽予定を変更して、車に戻りスタート時刻まで車内で待機することにした。車内でゼッケンを付けたり、ランニングウェアに着替えたりしている間、フロントガラスには時折強い雨が吹き付ける。雨中のレースを覚悟したが、幸い、準備を整え、車を出る時には雨は止んでいた。9:20、車からスタート地点へ向かう。

自分のスタートポジションは、スタートラインから約50m後方のBブロックである。50mというと、ずいぶんと後ろのような気がするが、これでかなり前方のポジションである。なにしろ、今年の総エントリー数は9,378名。後ろには延々と人が連なっているのだった。

スタート10分前。左側の芝生では威勢の良い太鼓の音が雰囲気を盛り上げてくれている。その時、うっかりと胸に心拍を計測するバンドを装着し忘れてしまったのに気づいた。最近のレースでは、心拍数を見ながら、ギリギリもう少しペースアップ出来るだの、これ以上は心臓がヤバイだのと判断をしながら走っているのだが、今から取りに戻っている時間はなさそうだ。

10:00スタート。スタートラインは35秒遅れて通過。スタートしてしばらくは、そんなにスピードを上げることはできないものの、各スタートブロックには同じ実力の走者が集まっているせいか、なかなか良い調子で走っていく。

と、左足のかかとに小さな砂の粒が入ったような感じがする。ほんのわずかな感触なのだが、やはり気になってしまう。止まって、靴をはき直すか?とも思ったが、気にせずにそのままにしておくことにした。今回は雨で直前まで車内にいたため、慣らし走りをしなかったのが良くなかったのかもしれない。幸い、レース中盤までにはその小砂はどこかに消えていた。

1km地点、GPSウォッチでは4分11秒を示すが、そのちょっと先に1kmの看板がある。2km地点でのキロラップは4分6秒(GPS)だが、2kmの看板は先ほどよりさらに遠くに感じた。前回の白井梨マラソンでは、GPSと看板の掲示はほとんど一致していたのだが、どうも、今回の場合は、GPSウォッチはコースの距離よりいくぶん短めに表示されていくようだ。それでも、4:10台のキロラップを刻んでいけば、かなりの好記録が期待できることになる。

心配された左膝だが、テーピングとCW-Xサポータの効果か、全くもって元気である。ところが、右足のふくらはぎに大きな筋肉疲労を感じる。筋肉がまさに「疲れたぁ~」と叫んでいるようである。しかし、痛みと違って、走るのに今のところそんなに影響はない。気にせずに走っていくことにした。

やがて、左側に高校生のブラスバンド部の演奏が聞こえてきた。はて、この曲は・・・聞き覚えのある曲だが、どうにも曲名が出てこない。それでもなかなかご機嫌なテンポの曲に元気をもらい走っていった。(ちなみに、レース後に思い出したその曲名は「名探偵コナン」であった)

大勢のランナーに抜きつ抜かれつしていると、気になるランナーというのが出てくるものである。先ほどから自分の前方に気になる女性がいるのだ。相当トレーニングを積んでいると思われる筋肉質の体にオレンジのウェアを身につけ、かなり軽快に走っている。『えーい、こっちもオクトーバーランでトレーニングしてきたんだ。負けるもんか!』などと、勝手に競争心を抱き、以後、このオレンジ女性と抜きつ抜かれつを続けていくことになった。

4kmを過ぎ、右折すると手賀沼にかかる手賀大橋を渡ることになる。歩道だけではとても足らないので、車道右側の1車線がレースのために空けてあり、歩道と車道と橋に入る手前でどちらを走るか決める必要がある。どちらでも大きな違いはないのだが、走りながら手賀沼を眺めることが出来る歩道を行くことにした。この手賀大橋、最初は結構な上り坂となる。まだまだ元気なのではあるが、やはり若干ペースダウン。ついに気になるオレンジには大きく離されてしまった。

橋を降りると180度Uターンして手賀沼湖畔のサイクリングロードに出る。この時に、またまた高校生のブラスバンドの演奏があるのだが、実は、この演奏は毎年かなり期待している。ちょうど、一般道からサイクリングロードに入るところで、これまでの景色がガラッと変わる場所でもある。一昨年は「負けないで」、昨年は「ゲバゲバ90分のテーマ」だった。果たして今年は・・・
 ♪走る~走る~俺たち~
うーん、爆風スランプの「ランナー」であったか。今年も期待通りのメロディーを聴かせてくれました!演奏に気を良くしながら、サイクリングロードに入る上り坂を一気に駆け上がっていった。

手賀沼湖畔に整備されたサイクリングロード。先ほどのまでの雨のせいか、アスファルトの路面が妙に黒光りしている。風は無風。自分の走るスピードでのみ体を風が吹き抜けていく。こいつは、なんて気持ち良いんだ。そして、この気持ちよさに乗ってスピードをガンガン上げても体がそれについてきてくれるではないか。まさに、オクトーバーランの効果が出ているということだろうか?ここで再びオレンジを追い抜く。

しかし、調子こいて飛ばしすぎたせいか、8kmを過ぎたところで横っ腹が痛くなってきた。呼吸を多くして肺にできるだけたくさんの酸素を送り込む。若干ペースを落としつつ、何とか痛みを凌ぐ。周りを走るのはこれまで同じペースで走ってきたランナーばかり。少しのペースダウンでも途端に抜かれ始めてしまった。

と、自分の脇を背の高い男性がすーっと追い抜いていった。いや、そんな男性はいくらでもいるのだが、その彼はあまりにも走るフォームが特徴的だったのだ。バーのマダムが両肘を曲げて肩の高さで両手を左右に前後するイメージである。名付けて「マダム走り」。なんでこんな走り方で、このスピードが出せるんだ?いや待てよ、確か、このフォームは以前どこかの大会で見て鮮烈に記憶に残っていたそれではないか。いや、確実に以前見たその人物であろう。自分のペースが落ちていただけに、そのマダムはあっというまに前方に見えなくなってしまった。

スタートして42分49秒、GPSウォッチが10kmを告げるが、10kmを示す看板はまだかなり先に見える。ハーフマラソンではあるが、10kmタイムは意外と気になるものだ。結局、10km地点は43分30秒で通過した。

12kmを過ぎると、このコース一番の難所(というほど大げさではないが)の2段坂が待ち受ける。坂の苦手な自分にとってはまさに恐怖のポイントである。案の定、キロラップは4分40秒にまでダウン。オレンジは余裕で追い抜いていった。しかし、上り坂の後は下り坂である。次のキロラップは一気に4分10秒にまで回復した。先ほどの上り坂で抜かれた面々を一人、また一人と抜きかえしていく。しかし、オレンジはまだまだ前方である。

15kmを過ぎると、いよいよ2回目の手賀大橋である。再度上り坂となるが、ここら辺からどうにもペースが上がらなくなってきた。膝は大丈夫なのだが、体全体の動きが鈍ってきている。しかし、あとわずかと自分に言い聞かせ、気力で走っていく。オレンジはかなり先にやっと確認できる状態だ。

ペースは次第に遅くなり、19km地点でのキロラップは4分40秒と大幅に悪化してしまった。しかし、あと2kmと気持ちを切り替え、GPSウォッチを見ると、20の数字が目に飛び込んできた。『えっ?ここまでで1時間20分?ってことは、こりゃ1時間30分切りも十分可能じゃないか』と、勝手に間違えてしまい、肘を引くフォームを意識しながらペースを一気に上げた。

途端にランナーをどんどんと抜き始める。そして、オレンジをついに捕らえ、一気に抜き去る。おっと、マダムにも追いついちまった。そして、これも一気に抜き去る!いよいよゴールゲートが目に入ってくる。爆走モード全開のままゴールラインを通過した。

グロスタイム1:33:16、ネットタイム1:32:41

昨年の手賀沼で出した記録より5分以上早かった。途中、横っ腹の痛みや上り坂でのペースダウンがもう少し抑えられたら、自己ベストの1:31:50も更新出来たかもしれない。しかし、なんだかんだいっても、21kmをそこそこの余裕を持って走り切れた満足感がうれしかった。やはり、オクトーバーランの効果絶大といったところである。

さて、次は11/16の上尾シティマラソンでのハーフである。箱根駅伝の選手が多数出場するこのレース。比較的平坦なコースであり、記録も狙いやすい。ここはひとつ自己ベスト更新を狙ってみるか!

手賀沼エコマラソン(速報)2008年10月26日 20:14

雨上がりで絶好のマラソン日和となりました。
目標は、昨年この大会で出した1時間38分3秒を上回ること。果たして、オクトーバーランの走り込みが結果に現れるのか・・・

10km地点は43分30秒で通過。ずーっと気持ちよく走れました。結果も自己ベスト更新には及びませんでしたが、目標を5分以上、上回ることができました。

いやぁ~、久しぶりに走り切った充実感を覚えたレースでした(^_^)

白井梨マラソン(詳細)2008年10月08日 23:33

今回は久しぶりに子供達も2kmのレースに参加である。自分一人だと起床してすぐに出発できるが、家族を連れての出発だと準備に結構時間がかかる。結局、自宅を出たのは6:55になってしまった。

地元のセブンイレブンでおにぎりやらパンやらをたくさん買い込んで、車内で朝ご飯である。10kmとはいえ、過去にスタミナ切れを起こしかけた経験があるので、今回はおにぎりやら中華まんやらと、ちょっと多めに詰め込んだ。

昨年同様、日曜の16号は空いている。約50kmの道のりを80分。8:15には駐車場に到着した。この大会のために、駐車場となる空き地の草が綺麗に刈り込まれており、大会スタッフの苦労に感謝感激してしまった。

会場で受付をしていると、応援に来ると言っていたPOTETO夫妻を発見。いつも日曜の朝はぐっすり寝るはずの夫妻がこんなに朝早くに来ているのには、かなりビックリしてしまった。果たして、その応援に応える走りが出来るであろうか・・・

スタート&ゴールの会場となる白井運動公園陸上競技場は、クッション性のトラックがとても走りやすそうに見える。そして、そのトラックを取り巻くように、芝生が綺麗に刈り込まれている。早速、その一角に持参したビニールシートを敷き、ミニテントを張った。これでコンロがあったら、まるでバーベキューだ。

開会式を遠目に眺めながら、トイレに向かうと、男女別に臨時トイレが用意されている。行列はあるものの回転は良く、10分も並ばずに済んでしまった。

テントに戻ると、早くも子供達の招集がかかっている。2kmのコースは小学生と親子マラソンが一緒のスタートである。9:30。ピストルの音とともに、先頭ランナーがものすごいスピードで飛び出していった。これって小学生かぁっ???さて、我が家の子供達は・・・ん?列の最後尾で2人でじゃれ合っているではないか。子供達よ。そんなことでは、レースを乗り切れないぞ。

それでも、小6の姉のほうは痩せているだけあって、2kmをそこそこのペースで走りきり、昨年の記録を1分5秒短縮し、11:05でゴール。走るのが苦手なだけに、この1年での成長が素直に嬉しい。問題は小4の弟のほうである。幼稚園ではサッカーをやっていたこともあり、小学校の最初の頃までは体も絞れていたのだが、最近はだんだんとボテッとした体となり、動きが緩慢になってきたと感じていた。案の定、戻ってくる頃にはバテバテ状態。タイムは昨年より1分以上遅い11:46であった。このままでは、そう遠からずしてメタボ体型になってしまう。この秋は気合いを入れてトレーニングに付き合わせるか?

子供のレースが終了すると、9:50に5キロの部がスタート。それを眺めながらレースの準備をはじめる。とにもかくにも、心配なのは左膝である。いつもの使い捨てタイプのサポーター「ひざかんたん」で膝の周囲をガッチリガード。そして、今回の秘密兵器?CW-Xである。雑誌ランナーズ主催のオクトーバーランの参加賞でいただいた、超伸縮性の機能性タイツなのだが、膝はもとより、脚全体をキュッと引き締め、脚への負担を軽減してくれるという。レースでの使用は今回は初めてであるが、果たしてその効果やいかに・・・

5kmのランナーが続々とトラックに戻ってくるのを眺めながら、そのトラックの内側に集合するよう10kmの部の招集がかかる。10kmの部のエントリーは2,389名、実際の参加者は2,000名前後といったところか。昨年は雨のせいか、参加者が1,373名と少なかったが、今回は秋晴れの中、かなりの人数が集まったようだ。前方から35分、40分、50分とプラカードが掲げられている。昨年は後方に並んだため、スタートラインを通過したのは約30秒後、その後もスピードを上げられず悔しい思いをしたので、今回は、35分の場所に並ぶ。しかし、それでもスタート位置から少し離れてしまった。

10:35、予定より5分遅れてスタートのピストルが鳴った。一気に飛び出したいところだが、群衆にまみれて、最初はかなりゆっくり目。スタートラインを通過したのは10秒後であった。通過と同時にGPSウォッチのスタートボタンを押す。こいつがあると、キロラップや心拍数等がリアルタイムでわかるので、本当に便利だ。おや?ウォッチから押したことを知らせる「ピッ」という音が聞こえないぞ。しまった、スタート時刻が5分遅れたことで、ウォッチが省電力モードに入ってしまっていたのだ。慌てて再度、計測をスタートさせる。この間約20秒。計測データは後で補正が必要だな、などと考えつつ、トラックを出て行った。

それにしても、遅い。昨年よりは大分前に並んだのだが、それでも、スタートラインを通過するのに10秒かかっているので、かなりの人数がひしめき合って走っていることになる。特に、今回のレースは、最初の1kmが結構な下り坂なので、ここで一気にタイムを稼いでおきたいところなのに、全くもってペースを上げることが出来ないのには参った。1km地点の通過タイム4分10秒。がんばって、ペースを上げていかねば!

その後、若干ばらけてきたので、2km地点はラップ4分4秒とちょっぴり回復したものの、これ以降、しばらくの間、決して急ではないものの、しばらく上り坂が続くことになる。上り坂が大の苦手なだけに、3km地点でのラップは4分16秒に落ちてしまった。そして、道路をほぼ直角に曲がると給梨所の登場である。昨年はここで梨をゲットし、果汁をすすりながら走ったのだが、今年はうっかりと取り損ねてしまった。というのも、パンフレットにはこの給梨所の記載がないのである。他の給水所はしっかりと記載されているので、この梨のサービスは、案外、農家のボランティアなのかもしれない。

4km地点少し手前でやっと坂が終わったものの、ラップは4分31秒とさらに悪化。幸い、サポーターとCW-Xの効果か、左膝の痛みはほとんど出ていないが、どうにも、スピードを上げることが出来ず、以後しばらくはラップ4分20秒台のペースで進んでいった。

そして、今回のレース最大の危機は7.6kmの給水所でやってきた。レースも終盤となり、喉はカラカラ。とにかく給水所で喉を潤したい!そして、残りは頑張ってペースを上げるぞ!などと考えながら、給水所で紙コップを取った。ところが、水を口に入れようとしたとき、不覚にも大部分の水を外にこぼしてしまったのだ。それだけなら良かったのだが、口に入ったわずかな水をゴックンとしたところ、それがきっかけになったのか、急に横っ腹が痛み出してしまったのだ。走ると横っ腹が痛くなる、あのお馴染みの痛みである。

スピードはみるみる落ちていった。大勢のランナーが脇をどんどんと追い抜いていく。GPSウォッチにリアルタイムで表示されるキロラップもみるみるうちに値が増えていき、8km地点ではついにキロ5分40秒のペースにまで落ちてしまった。それまで180bpmだった心拍数も一気に165bpmにまでダウン。これはまずいことになったか・・・

しかし、まずいとばかり思っていたこのスピードダウン。確かに、良くないことではあったのだが、結果として、十分な休憩を取ることができたのである。幸い、横っ腹の痛みは一時的なものだったようで、このペースダウンで痛みが大分やわらいでいる。あと2km弱、一気に攻めていくぞ!

早速、ピッチをあげ、ストライドを広く取る。スピードが戻ってきた!ペースは一気にキロ3分台へ突入。これまで抜かれてきたランナーを一気に追い抜いていく。ゴールとなる競技場手前の上り坂には手こずったが、何とか登り切ると、かみさんがビデオ片手に応援に出ている。その脇を目一杯のスピードで走りきり、いよいよ競技場のトラックへと突入していった。

トラックに入るや、子供達やPOTETO夫妻の応援に一段とスピードを上げる。トラックを半周する間にずいぶんとランナーを抜いたが、さすがに、ゴール20mぐらい手前になるとどのランナーも必死である。それでも、自分の持てる最後の力を振り絞ってゴールゲートをくぐった。

受け取った記録証に記載されたタイムは44分2秒。これは、昨年の44分6秒をわずかに上回っているのだが、ネットタイムでは43分52秒なので、これは昨年の43分40秒より遅くなってしまった。横っ腹の痛みが無かったらとも思うが、いずれにしろ、自己ベストの41分には遠く及ばない結果である。やはり、10kmで切れのある走りをするためには、もう少しスピード練習を取り入れなければならないだろう。しかし、左膝の痛みが全く出なかったのは、今後の秋のレースに光を見た思いである。

帰りは、サービスコーナーで梨をたっぷりといただき、参加賞の梨酎ハイを土産に会場を後にした。次は10/26の手賀沼エコマラソンでのハーフである。