上尾シティマラソン(詳細) ― 2008年11月20日 12:47
10月のオクトーバーランでは225kmを走り、なかなか良い感じで練習出来ていたのだが、11月に入ってからは膝痛もあって気持ちが乗らず、走ったのはわずか2日。そんな状態だったので、どうにも緊張感が出ず、前の晩も夜遅くまで焼き鳥を食べつつ、チューハイを飲んだりしていた。果たして、こんなんでハーフを走りきることが出来るのか?
目が覚めると、外は雨模様。どうにも気分は憂鬱である。会場となっている上尾運動公園までは13km。スタート時刻は9:55なので、のんびりと7:20に家を出た。車を25分ほど走らせるともう会場に到着である。昨年は公園専用の駐車場に車を停めたが、道路脇の看板を見ると他にも小学校の校庭が駐車場として用意されているらしい。会場までの距離が若干近いこともあり、今年は小学校のほうに車を停めることにした。
雨がそこそこ降っているので、ゼッケンをもらったら一旦車に戻ってくることにして、とりあえず、傘をさして受付までいくことにした。受付までは約800m。そんなに大雨ではないのだが、ランニングシューズは靴底に通気用の穴が空いているので、気をつけてないと走り出す前にびしょびしょになってしまう。
自分のゼッケンナンバーは4001。どうやら最初の4というのは40歳代を意味するようだ。ということは、自分は40代では最初のエントリーだったわけだ。何となく良い気分。一旦車に戻り、パンフレットを見たり、ゼッケンを付けたりしているうちに空も大分明るくなってきた。どうやら雨もあがったようだ。だんだんと走る気分も高揚してきた。ここはいっちょやったるか!
再度会場に向かって歩いていくと、ちょうど10kmの部の先頭ランナーが戻ってくるところであった。陸上競技場のアナウンスが賑やかである。ほどなくして、ハーフの招集時間となった。自分の目標は1時間半切り。目標タイム1:20~1:30の列に並ぶ。前方を見ると、さらに早いタイムを目指すランナー。陸連登録者。そして、最前列を埋めるのは大会名物、箱根駅伝出場の大学生達である。
招集は陸上競技場の外側のトラックとなっている。最内周のトラックは10kmのランナーがまだ続々と戻ってきていた。10kmの部は8:45スタート。制限時間が1時間5分なので、9:50がタイムアウト。その5分後に同じトラックでハーフのレースがスタートするという、何ともタイトなスケジュールである。戻ってくる10kmのランナーを眺めつつ、腕時計をチェックする。・・・しまった・・・またもや、心拍計を装着するのを忘れてしまった。手賀沼に続き、今回も心拍数をチェックすることが出来なくなってしまった。
スタート5分前。10kmのランナー用にポールが取り払われ、選手が一段内側に入るとともに、やや前方に移動する。10:55、少し前方でピストルの音がした。スタートラインを通過したのは17秒後、ちなみに、昨年は15秒後での通過であった。タイムはグロスの他に、スタートラインを通過してのネットタイムも計測してくれる。ここは一つ、自己ベスト更新を狙ってみるか!
スタートから17秒もあると、スタートラインを通過しても周りはランナーだらけである。いつものように、最初は思うように走れない。しかし、10kmならともかく、ハーフだと最初の1kmぐらいはこの程度のスピードがちょうど良いのかもしれない。1km地点を4分26秒で通過。
雨上がりのロードからは、もやが立ちこめ、ひんやりとした冷気が体を抜けていく。風速ゼロ。およそ、これだけ走りやすい天気というのも、そうあるもんじゃない。やがて、上尾駅前の一番賑やかな場所にさしかかる。沿道からのたくさんの声援を受けつつ、2km地点はキロ4分16秒のペースまで回復した。
この後、コースは左折し、JR高崎線の下をくぐるために、急な下り坂・上り坂となる。坂が苦手な自分ではあるが、レース序盤で坂の距離が短いこともあり、一気に駆け下り、駆け上る。
5km地点、21分27秒で通過。普通のレースと違い、箱根駅伝の参加大学が調整レースの位置づけとして参加するこの大会。5kmごとのチェックポイントには、各大学の監督やマネージャらがストップウォッチを片手にタイムチェックに余念がない。といっても、彼らのペースはキロ3分、スタートしてわずか15分で通過しているわけで、今より6分以上も前の話になる。
ほどなくして、脇腹が痛くなってきた。前回の手賀沼でもこの距離で出てきた痛みだ。呼吸を早くして肺に酸素をたくさん送り込むように心がけ、何とかスピードを落とさずに走っていく。なにしろ、ちょっとでも気を抜くと途端においてけぼりをくってしまうのだ。特に、先ほどから自分と抜きつ抜かれつを繰り返している黒のランパン姿の小柄な女性。なかなかしっかりとした足取りで走っている。ゼッケンを見ると、どうやら陸連登録者のようだ。沿道から、「女性で4番目だよぉ」との声。負けてなるものかと、必死でくらいついていく。
8km地点で折り返しのトップランナーがやってきた。2位を大きく引き離し、ぶっちぎりの独走となっているではないか。ここから折り返し地点までは約2km。ということは、彼は既に4km先を走っていることになる。ゼッケンNo338、おそらく来年の箱根駅伝では注目の一人になるであろうその人は、中央大学の徳地悠一選手であった。
以後、続々と駅伝ランナーが続く。市民ランナーとは一線を画すその集団の走りはまさに圧巻であった。何しろ、ハーフで1時間10分を切るランナーが400人以上走っているのだ。たとえ400位であっても、他の大会なら十分に優勝を狙えるレベルなのである。
風速ゼロなのに、駅伝ランナーの集団が通り過ぎるたびに、体を大きな風が抜けていく。レベルは違うが、自分も持てる力を精一杯出し切らねば!
折り返し地点を過ぎると、ほどなく10kmの看板が目に入ってきた。10km地点、42分51秒で通過。この調子でいけば、自己ベスト更新なるか?と思った矢先である。右側の背中、腰の上あたりが急に痛み出したのである。ん???、レース中にこんな場所が痛むのは初めてだ。しかも、これが結構苦しくて、とてもこれまでのスピードを維持することが出来ない。みるみる落ちていくペース。ついに15km地点ではキロ5分をオーバーしてしまったのだ。こうなると、ボロボロと抜かれまくり状態である。黒のランパン女性もあっという間に前方に消えていった。
それにしても、この背中の痛みは何が原因なのか・・・あれこれと考えを巡らせ、やがて一つの原因が浮かび上がった。それは「赤ちゃんだっこ」。3月に生まれたベビーも最近は結構な重さになり、仕事を終えて帰宅するとだっこ、夜泣きでだっこ、朝起きてだっこ、土日もだっこ・・・これが腰に負担となっていたわけだ。次のレースに向けては、腰の筋肉強化が課題かもしれない。
とはいえ、さすがにキロ5分ペースでのランを続けていたせいか、体が大分楽になってきた。と、クリーム色の小柄な女性が追い越していった。どうやら彼女も陸連登録者のようであるが、ランナー体型というわけでもなく、フォームがきれいというわけでもない。ただ、スピードはキロ4分30秒前後であろうか。「こんな子には負けたくない!」と、またも勝手に闘争心を燃え上がらせ、必死でついていく。
ゴールまであと1km。かなり苦しいが、ここでスピードを一段アップ。ついにクリーム女性を突き放した。すると今度は、前方に小柄なおじいちゃん。なんて元気が良いんだろう。しかし、「このおじいちゃんには負けたくない!」とまたまた勝手な闘争心。ついに、競り合い(自分が勝手に競り合ってると思ってるだけだが)は競技場のトラックにまでもつれこんだ。
おじちゃん以外にも周りにはたくさんのランナーがおり、全員がラストスパート状態である。いやが上にも上がるペース。GPSでの計測ではとうにキロ4分を切っている。ついにおじいちゃんを抜き去り、さらにキロ3分50秒、40秒、30秒・・・とどんどんと加速していく。最後に数人を抜いてゴール。ゴール時のペースはキロ3分2秒であった。
グロスタイム:1時間35分27秒 ネットタイム:1時間35分10秒
走り終えてキウイをたらふく食べていると、大学の先輩でもあるマイミクのヤスさんと遭遇。お互い、目標は90分切りなのだが、出来そうで出来ないタイムである。果たして、どちらが先に目標を90分切りを達成できるのか・・・
帰りに選手サービスの上尾あったか汁をいただき、会場を後にした。
さて、次回は11/30、いよいよ秋のメインレースとなる「つくばマラソン」である。自分がレースを始めて出場60回目の大会。フルは4回目の挑戦となる。目標は3時間30分切り。しかし、これまでまだ4時間すら切ったことがないのだ。最近のハーフでのタイムを単純に2倍すれば3時間10分となるが、フルはそう単純に計算通りにはいかない。長野での30km以降の失速が出てしまうと、制限時間内完走も危険な状態になってしまう。とりあえず、体調だけは整えておかねば!
目が覚めると、外は雨模様。どうにも気分は憂鬱である。会場となっている上尾運動公園までは13km。スタート時刻は9:55なので、のんびりと7:20に家を出た。車を25分ほど走らせるともう会場に到着である。昨年は公園専用の駐車場に車を停めたが、道路脇の看板を見ると他にも小学校の校庭が駐車場として用意されているらしい。会場までの距離が若干近いこともあり、今年は小学校のほうに車を停めることにした。
雨がそこそこ降っているので、ゼッケンをもらったら一旦車に戻ってくることにして、とりあえず、傘をさして受付までいくことにした。受付までは約800m。そんなに大雨ではないのだが、ランニングシューズは靴底に通気用の穴が空いているので、気をつけてないと走り出す前にびしょびしょになってしまう。
自分のゼッケンナンバーは4001。どうやら最初の4というのは40歳代を意味するようだ。ということは、自分は40代では最初のエントリーだったわけだ。何となく良い気分。一旦車に戻り、パンフレットを見たり、ゼッケンを付けたりしているうちに空も大分明るくなってきた。どうやら雨もあがったようだ。だんだんと走る気分も高揚してきた。ここはいっちょやったるか!
再度会場に向かって歩いていくと、ちょうど10kmの部の先頭ランナーが戻ってくるところであった。陸上競技場のアナウンスが賑やかである。ほどなくして、ハーフの招集時間となった。自分の目標は1時間半切り。目標タイム1:20~1:30の列に並ぶ。前方を見ると、さらに早いタイムを目指すランナー。陸連登録者。そして、最前列を埋めるのは大会名物、箱根駅伝出場の大学生達である。
招集は陸上競技場の外側のトラックとなっている。最内周のトラックは10kmのランナーがまだ続々と戻ってきていた。10kmの部は8:45スタート。制限時間が1時間5分なので、9:50がタイムアウト。その5分後に同じトラックでハーフのレースがスタートするという、何ともタイトなスケジュールである。戻ってくる10kmのランナーを眺めつつ、腕時計をチェックする。・・・しまった・・・またもや、心拍計を装着するのを忘れてしまった。手賀沼に続き、今回も心拍数をチェックすることが出来なくなってしまった。
スタート5分前。10kmのランナー用にポールが取り払われ、選手が一段内側に入るとともに、やや前方に移動する。10:55、少し前方でピストルの音がした。スタートラインを通過したのは17秒後、ちなみに、昨年は15秒後での通過であった。タイムはグロスの他に、スタートラインを通過してのネットタイムも計測してくれる。ここは一つ、自己ベスト更新を狙ってみるか!
スタートから17秒もあると、スタートラインを通過しても周りはランナーだらけである。いつものように、最初は思うように走れない。しかし、10kmならともかく、ハーフだと最初の1kmぐらいはこの程度のスピードがちょうど良いのかもしれない。1km地点を4分26秒で通過。
雨上がりのロードからは、もやが立ちこめ、ひんやりとした冷気が体を抜けていく。風速ゼロ。およそ、これだけ走りやすい天気というのも、そうあるもんじゃない。やがて、上尾駅前の一番賑やかな場所にさしかかる。沿道からのたくさんの声援を受けつつ、2km地点はキロ4分16秒のペースまで回復した。
この後、コースは左折し、JR高崎線の下をくぐるために、急な下り坂・上り坂となる。坂が苦手な自分ではあるが、レース序盤で坂の距離が短いこともあり、一気に駆け下り、駆け上る。
5km地点、21分27秒で通過。普通のレースと違い、箱根駅伝の参加大学が調整レースの位置づけとして参加するこの大会。5kmごとのチェックポイントには、各大学の監督やマネージャらがストップウォッチを片手にタイムチェックに余念がない。といっても、彼らのペースはキロ3分、スタートしてわずか15分で通過しているわけで、今より6分以上も前の話になる。
ほどなくして、脇腹が痛くなってきた。前回の手賀沼でもこの距離で出てきた痛みだ。呼吸を早くして肺に酸素をたくさん送り込むように心がけ、何とかスピードを落とさずに走っていく。なにしろ、ちょっとでも気を抜くと途端においてけぼりをくってしまうのだ。特に、先ほどから自分と抜きつ抜かれつを繰り返している黒のランパン姿の小柄な女性。なかなかしっかりとした足取りで走っている。ゼッケンを見ると、どうやら陸連登録者のようだ。沿道から、「女性で4番目だよぉ」との声。負けてなるものかと、必死でくらいついていく。
8km地点で折り返しのトップランナーがやってきた。2位を大きく引き離し、ぶっちぎりの独走となっているではないか。ここから折り返し地点までは約2km。ということは、彼は既に4km先を走っていることになる。ゼッケンNo338、おそらく来年の箱根駅伝では注目の一人になるであろうその人は、中央大学の徳地悠一選手であった。
以後、続々と駅伝ランナーが続く。市民ランナーとは一線を画すその集団の走りはまさに圧巻であった。何しろ、ハーフで1時間10分を切るランナーが400人以上走っているのだ。たとえ400位であっても、他の大会なら十分に優勝を狙えるレベルなのである。
風速ゼロなのに、駅伝ランナーの集団が通り過ぎるたびに、体を大きな風が抜けていく。レベルは違うが、自分も持てる力を精一杯出し切らねば!
折り返し地点を過ぎると、ほどなく10kmの看板が目に入ってきた。10km地点、42分51秒で通過。この調子でいけば、自己ベスト更新なるか?と思った矢先である。右側の背中、腰の上あたりが急に痛み出したのである。ん???、レース中にこんな場所が痛むのは初めてだ。しかも、これが結構苦しくて、とてもこれまでのスピードを維持することが出来ない。みるみる落ちていくペース。ついに15km地点ではキロ5分をオーバーしてしまったのだ。こうなると、ボロボロと抜かれまくり状態である。黒のランパン女性もあっという間に前方に消えていった。
それにしても、この背中の痛みは何が原因なのか・・・あれこれと考えを巡らせ、やがて一つの原因が浮かび上がった。それは「赤ちゃんだっこ」。3月に生まれたベビーも最近は結構な重さになり、仕事を終えて帰宅するとだっこ、夜泣きでだっこ、朝起きてだっこ、土日もだっこ・・・これが腰に負担となっていたわけだ。次のレースに向けては、腰の筋肉強化が課題かもしれない。
とはいえ、さすがにキロ5分ペースでのランを続けていたせいか、体が大分楽になってきた。と、クリーム色の小柄な女性が追い越していった。どうやら彼女も陸連登録者のようであるが、ランナー体型というわけでもなく、フォームがきれいというわけでもない。ただ、スピードはキロ4分30秒前後であろうか。「こんな子には負けたくない!」と、またも勝手に闘争心を燃え上がらせ、必死でついていく。
ゴールまであと1km。かなり苦しいが、ここでスピードを一段アップ。ついにクリーム女性を突き放した。すると今度は、前方に小柄なおじいちゃん。なんて元気が良いんだろう。しかし、「このおじいちゃんには負けたくない!」とまたまた勝手な闘争心。ついに、競り合い(自分が勝手に競り合ってると思ってるだけだが)は競技場のトラックにまでもつれこんだ。
おじちゃん以外にも周りにはたくさんのランナーがおり、全員がラストスパート状態である。いやが上にも上がるペース。GPSでの計測ではとうにキロ4分を切っている。ついにおじいちゃんを抜き去り、さらにキロ3分50秒、40秒、30秒・・・とどんどんと加速していく。最後に数人を抜いてゴール。ゴール時のペースはキロ3分2秒であった。
グロスタイム:1時間35分27秒 ネットタイム:1時間35分10秒
走り終えてキウイをたらふく食べていると、大学の先輩でもあるマイミクのヤスさんと遭遇。お互い、目標は90分切りなのだが、出来そうで出来ないタイムである。果たして、どちらが先に目標を90分切りを達成できるのか・・・
帰りに選手サービスの上尾あったか汁をいただき、会場を後にした。
さて、次回は11/30、いよいよ秋のメインレースとなる「つくばマラソン」である。自分がレースを始めて出場60回目の大会。フルは4回目の挑戦となる。目標は3時間30分切り。しかし、これまでまだ4時間すら切ったことがないのだ。最近のハーフでのタイムを単純に2倍すれば3時間10分となるが、フルはそう単純に計算通りにはいかない。長野での30km以降の失速が出てしまうと、制限時間内完走も危険な状態になってしまう。とりあえず、体調だけは整えておかねば!